建物内部と外界をしっかりと区切って、そこに快適な空間をつくりだしてくれるドアや窓。
様々な形やデザインがあり、それでいて精度が均一できちんと密閉され、しかも開閉がしやすく音も静か。
たとえば、ふだん何気なく開閉しているドアが昔のものに比べてうんと静かになったのはなぜだかご存知でしょうか。
それはドアを閉めたときの振動を吸収する特殊な構造が開発され、それが内部に隠されているからなのです。そうした種も仕掛けもあるスチール製建具をつくるのが私たちの仕事です。
お客様の注文に応じて、たった1枚から量産まで、いかようにもおつくり致します。
建注文に応じて大きさも形も違う様々なドアや窓をミクロの高精度で、しかも均等につくりあげていく。
そんな超高度なオーダーメイドを実現したのが、設計を行うオフィスコンピュータと工場のNCマシーンを連動させた独自の生産システムです。
コンピュータで設計したとおり、寸分の違わず鋼板の切断・抜き・切り欠きなどの加工をすべて自動で行うこのマシーンの後工程に、熟練した職人技を加えることによって、どんな注文にも素早く確実にそして安定して造り出すことができる、フレキシブルな生産ラインが完成したのです。
生産ラインはフル稼働でさまざまなパーツをつくり出していますが、実はこのシステムには今なお名前がありません。なぜなら、そのことが業界に先駆けて画期的な生産ラインを創造したことの証であると共に常に進化させてゆくラインだからなのです。このことが私たちの誇りでもあるからなのです。